2004年12月の日記

そんなわけで大晦日
今年はどんな一年だったのだろう。

「実験君。」やWho Ate My Pudding?、TTPやThe Blue Films、グレープフルーツムーンにJKカフェでのジュスカグランペール、といったレギュラーの活動以外にも、

1月に「長谷川エンタ」
2月にBEE's Showやトクバイやグラッドリーにビバ★シェリー
3月に清野さんとのデュオやRAGでのAORナイト
4月にEJの読売文化やゴス塾、ヤクショックも
5月に高槻ジャズストリートや、ベレーザとハードロックナイトのニ連荘やニューオリンズナイト生まれてはじめて結婚式の司会もしました。
6月にヴァイスやビバ
7月にEJクアトロやビバ、TTPのCDできた。茨木祭も行ったなぁ。
8月に西院ミュージックフェス、中之島でのフェリスとEJ、菊地さんのコンボで久しぶりにキャンディにお邪魔しました。
9月にスタンドカラーの録音に参加したり、難波ロケッツでのゴスペル、神戸マスとEJのゴスペルパーティ、
10月にBEE&Neyomi、ゲイリーハインズとの素晴らしい時間、SLICE OF LIFE、トクバイ、福岡行、ゴス塾クワトロにEJの関学学祭出演、ホームページできました。
11月にEJで東京行きました。
12月はこれまで日記でふれた通りなのですけど、僕の中でマジックが起きたのは25日の甲賀でのセッションでした。

やっぱり10月の忙しさは半端じゃなかったなぁ。来年もこんな忙しい月があるといいんだけど。

ともあれ、関わった全ての皆様に感謝感激です。ありがとうございました。よいお年を!
(2004.12.31)

気がつきゃクリスマスも終わり年末でございます。
この時期、やはり貧乏ミュージシャンたるもの忙しくなけりゃおはなしにならないわけですが、それにしてもまあ、大変でした。

あったことといえば
・アンのスクールコンサート(×2日)
・その後の打ち上げ(朝5時まで×2日)
・ファニカンのクリスマスパーティ
・神戸モザイクでの演奏
・イブに授業
・甲賀での堂地君、SUGAMIちゃん、井戸本君、ささぽんとのシアワセなセッションと、やさしい甲賀の人々のもてなし。

それぞれのことがココロにしっかり焼きついてます。
関わった全ての皆さん、ありがとうございました。

で、今日は淀に競馬をしに行って、M1を見る、ほっとする休日でした。


22日の晩に忙しい最中、バイクがパンクしてしまったので
明日は、ティオペペに置き去りの相方を修理に連れて行ってあげなきゃ。

残るは28日の「実験君。」と、JK Birdでのカウントダウン後のTTPです。
(2004.12.26)

12月も佳境です。
先週もてんこもりでありました。

その中でも白眉はやはり、水曜の晩に松木恒秀さんという素晴らしいミュージシャンとお酒が飲めたことと、日曜にGladdly!!というゴスペルクワイアの散会ライブがあり、楽しい打ち上げで盛りあがれた(また酒か!)ことでありましょう。

松木御大とは、もちろんこちらがファンであるだけの一方通行な関係であったのですが、掲示板にも書きこんでくださる「けけ」氏が松木さんとお知り合いであり、松木さんが京都にいらっしゃって、「けけ」氏が一席もうけてくださる、ということで、特別に呼んでいただいたという次第。

なんというか、僕ごときがなにが素晴らしいなんてことを言葉選んでも陳腐になるくらい、大きな、素敵な人でした。何軒も店を廻って、僕自身も結構呑んでべろべろだったのですが、それから数日たっても、折に触れて松木さんが口にされたこととかが、ふっと思い出されます。優しくて、まあとにかく粋な人でした。

Gladdly!!はBEEさん主催のゴスペル塾から生まれたクワイアなのですが、19日(日)のライブでもって、一旦その活動にピリオドを打つことになりました。その最後のライブの最後の曲「Lean On Me」は万感の思いでした。でもって打ち上げはこれまた元気一杯で、久しぶりに大阪で朝まで飲んじゃったんですが、帰り、御堂筋線で寝て(あきP起こしてくれてありがとー)、JRの中で寝て(西大路で目が覚めたのは奇跡)、京都駅の改札出たとこでもう一回寝て(警備員に起こされました)、家帰ってもう一回寝て、もう徹夜できない身体になっちゃったな。
Gladly!!のみなさまバンドのみなさま、お世話になりました。みんなのこれからを期待します。

できもちゃんが阪神牝特30倍強を1点でとったので、月曜、肉奢って貰った。

今週も忙しい。
(2004.12.21)

最後の授業
なんてタイトルも大げさだし、()ツケ取るわ稲。
ところでこういう()ツケというか、ちと小器用に頭の廻る大学生くらいのオトコノコの妄想の権化のような小説がありました。森見登美彦氏の「太陽の塔」

第15回日本ファンタジーノベル賞受賞のこの作品は、現在も京都大学大学院在籍中の著者が描く、京大生のトホホに膨らみきった夢想が京都をかけまわる小説です。京大出身の友達に聞いたとこではアマゾンとかの書評では「リアル京大生小説」とか書いてあったらしい。まだ読後感を損ないたくないので、僕自身は何も検索とかしてません。

正直、偶然寄った丸善で、入り口で大々的にキャンペーンをしていている発売されたばかりの森見氏の2作目が目にとまったときの感想は、「なんともまいったな。」というものでした。「京都の学生が、京都の町を舞台にして繰り広げられる『生活』という名の舞台でのあれやこれやを小説という形で」なんてもう。でも、じゃ逆にまともにつきあったれ、と思い、一緒に並んでいた一作目である本作を手に取ったのでした。

どうしようもないほど多彩な語彙に裏打ちされた修辞のタクミさはかえって文体のバランスを崩しかけているような気も少しするし、こう言う小説自体が、人によっては「キモい」ものなのかもしれないけど、読んでいる内に、僕の周りにもこの小説の主人公並みに頭が(から)回りする人間が一杯いたという思いや、しょうもない妄想癖というか時間の浪費と言う点で、僕自身も非常に共感できる、というある種のナツカシさで一杯になりました。

おそらく僕と京都で「あの時期・時間」を共有していた人間の多くが、この作品を読むと、苦笑しながら「こんなもん俺でも文才と時間があれば書けるわい。」と心の中で思うのじゃないかな。ただ僕らの時は、まだ京都駅ビルや四条河原町のOPAはなかったけど。もちろん「作品にすることができた」ということは作者にその文才があり、すでにある程度距離を取って作為的な視点を持ち得ているからこそ、できることなのだろうけど、ほんとにこの作品に描かれているような学生は(もちろん行為は違えど)、僕も含めて、いっぱいいて、確かにみんな書く事にはほんとうに困らないかもしれない。

僕の場合なら、後は木屋町ライフを題材かな。

で、こんな本を今、リアルに学生な人が読んだらどう思うんだろうとおもいますが、そんなリアルに大学生なベースの生徒のリサちゃんの最後の授業が、月曜にありました。僕が難波でグラッドリ―!とライブしているころ、彼女は同志社軽音の定演で演奏しています。うまくいくといいな。ちなみに、結構感動し、少し、感傷的になりました。
(2004.12.15)

土曜日は
アンの生徒のリハに付き合って、RAGのオールナイトイベントのしょっぱなにTTPで出演し、祗園に行ってアイアイとファニカン表裏やって、へとへとになって、RAGに戻り、またしても呑みまくってしまう。
TTPは一番手、ということもあって思いっきりやらしてもらい、とても楽しかった。やっぱりTTPだとRAGはほんとにやりやすいと、演奏している途中に思った。

数々の暴言暴挙、お許し下さいませ。悪気はないんです。やれやれ、
もうだめだめ酒のみである。習慣的に呑まなくなった分、たまに酔うとほんとにタチの悪い所作になってきちゃってる。僕は「口で災いを招く」典型的な軽口野郎なので、ココロしておかんばあかんね。

いつもお世話になってるBEE芦原さん主催のゴスペル塾のコンサートが大阪福音ルーテル教会大礼拝堂であって、アイアイで一緒に仕事している「実験君。」の盟友千絵ちゃんは観に行ったらしい。歌に感動し、MCに笑ったとの事。ゴス塾のみんな、良い顔して歌ったんだろうなぁ。むらむらのピアノ一本だったんだよなぁ。むらむらお疲れ様。

ゴス塾の大阪のクラスから生まれたクワイア、グラッドリ―!のライブが来週の日曜に難波アナザードリームというところで行われ、そこでベースを弾くのだが、普段のEJチームではないバンドなので、音の会話がまた新鮮で、どう転ぶかドキドキでまた楽しみ。

ゴスペルといえば、アンの生徒たちにゴスペルを歌ってもらっている。
リハの現場では、僕などにはもちろん歌の指導などはできるわけなどなく、歌の先生の補佐をしているだけなのだけど、一応選曲とコンセプト、ディレクションは僕にやらせていただいている。生徒たちは決して上手なわけじゃないけど、アドバイスをするとどんどん吸収する。ある意味、凄い。
(2004.12.13)

坊主が屏風に上手にシャラポアの絵を書いた。
もう金曜日なのだ。あはは。全く日記ではない。

大分体調はましになったのだけど、鼻水と、たまの咳が残る。
今日はアンで授業だったのだけど、他の臨時授業との兼ね合いで11時からぶっ続けで授業で途中から声がおかしくなってきた。

月曜…アンで生徒のリハ
火曜…ティオペペでアンで夜ファニカン
水曜…TBFが南堀江KNABEでライブ
木曜…レッスンを二人して夜芦原橋でグラッドリ―のリハ
金曜…アンで授業

という1週間。KNABEは初めて行ったのだけど、とてもいいとこでした。入りがむちゃ早く、チェックから本番まで7時間(!)空いていたのだけど、知り合いに紹介してもらった喫茶店で夕方まで仕事をして、大阪中央図書館(最高!又是非行きたい!)で本を読んで、また楽屋で仕事をして、と言う風に有意義に時間がつかえたので、うれしかったです。グラッドリ―は久しぶりだったけど、みんなに元気貰った。本番は来週の日曜。楽しみ楽しみ。西大路に原付置いて大阪に行ったので、帰りにきもちゃんぬの家に寄り、久しぶりにパワプロしたら、1勝1分け(延長12回引き分けを解除するの忘れてた)。滅多にきもちゃんには勝たないだけに(多分僕の勝率は3割に満たない)、久しぶり、という感が。
(2004.12.10)

逆襲をくらう。
前述の「食って食って風邪撃退」作戦は、土曜日「長谷川ダム決壊」によって大打撃を受け、方針の変更を余儀なくされた。

つまりは、やはり金曜日のスケジュール(昼アンで教えて夜、祗園ファニカンとアイアイ表裏)は病み上がり、もしくは病み上がりと思いたかった自分の身体にはさすがにこたえたらしい。土曜は夕方アンの生徒の練習に付き合う→一旦家に帰って22時〜祗園アイアイ、というスケジュールだったのだが、あいにく街は大雨(台風?!)体調も鑑みるとさすがに原付では無理ということで、アンには公共交通機関で向かうことにした。

こういう雨の週末の、京都の渋滞の凄まじさを久しぶりに痛感した。
バスはただ、のろたのたと千本通りを進む。運良く座席には座れたのだけど、服の選択を間違えた上に車内が暑く、あっという間に気持ち悪くなった。
四条大宮でおりて阪急を使うと言う手もあるのだけど、四条河原町からアンまで歩く気力がわかず、五条まで下ってからタクシーでアンへ。それでも15分の遅刻。

僕は生徒の前に立つとテンションがあがる単細胞馬鹿なので、ともかく鼻水を撒き散らしながら舞い踊る。終わったころにはもうへとへとになっていた。

さて、どうやって帰ろう。身体が熱っぽくだるい。寺町の電気屋に用事があったので取り合えず傘を差して歩いていき、用事を済ますともう体調は最低な状態になっていた。こんなときこそ従来の方針(「食」)に従うべく、コーヒーガーデンに寄ってスパゲティを食い、まだ残っていた薬を飲み、さしあたって人ごみから離脱すべく寺町を北上した。ここからが軽い地獄の始まり。

便意が、襲う。背中や腰が痛く、アタマがふらつく。ホテル等、旧知の「う○こポイント」をフル活用しながら、街をにじりあがるのだが、出すものがなくなっても便意が襲ってくる「偽便者」と化しているうえに、変な汗かきまくり。結局家に帰るのを諦め、アフリカ人の店でシャツを、コンビニでTシャツを買い、三条の漫画喫茶にへたりこんだ。

もう「俺はこういう人なんです」方式を採用して、客席がまばらなのをいいことにがんがん着替える。ついでにサイコロステーキ定食を頼み、CCレモンをがぶ飲み。もちろん便意は身体を動かす度に襲ってくるのだが、もう文字通りやけくそだ。


で、へろへろのままアイアイを終え、

なんで朝までスローハンドで佐野さんとA子ちゃんと飲んでたんだろ。
(2004.12.05)

THE ねこちゃん
午前3時ごろ帰宅して原付を止めると、例の唸り声がする。
通りを挟んで向かいのコンビニの、脇の路地奥、
足だけ白い猫が、ひたひたすたすた、ぼやっとした闇のさらに奥へ。
(2004.12.04)

闘病中(?)
なんて大げさなもんでもないですが、風邪引くとやっぱりしんどいですなぁ。

水曜はティオペペがやはり忙しく、おええとなりつつ家に帰り、晩にきもちゃんとこに予定表とDVDもっていった以外はずっと家で寝てました。

今回は風邪に対して「とりあえず食いまくる」作戦を採用しております。これ、意外といいかも。もっともこれができるのも、滅多に食欲がなくなることがない自分の特性のおかげなのだけど。
もーめちゃくちゃ食ってます。隙あらば食う。食う。食う。

で、木曜は磔磔でThe Blue Films。寝巻きのままリハして、一度帰ってお風呂入って、着替えて、本番して、即帰って、また寝てるんですが、来ていただいたみなさんどうもありがとう。鼻のかみすぎで耳が飛んでて、もしかしたらベースの音、デカかったかも。申し訳ないです。
演奏中、結構BFは磔磔に雰囲気あってるなと思ったのですけど、聴いていたみなさんはどう思われたでしょうか?

明日は金曜日、ここ1週間で一番働かなきゃならん日となりそうです。
(2004.12.03)

月もしょっぱなから
風邪をひいた。

月曜に「寒くなった」という旨の日記を書くつもりだったのだが、それを越して風邪まで引いてしまったのだ。

僕の部屋は家賃の割に広いのが取得だが、こと温度のことになると全然だめで、夏、暑く、冬は時間帯によっては外気より寒い。

だから引いた、というわけではないのだが、風邪をひいた身体にはこの部屋は、つらい。

ことの発端はおそらく、日曜にアンの生徒の練習に付き合った後、スローハンドで「耳」の結婚おめでとう鍋会が催されたのに出席したのだけど、そこでマスターの佐野さんが「えーと、多分俺もツケ忘れると思うから、今日は鍋代込みで4000円飲み放題でええわ。」といったことにある。
んなことゆーもんだからさー、ただでさえ自制心の薄いココロが喜んじゃって喜んじゃって、朝(4時半)まで飲んじゃったの。

で、月曜の朝(9時半)ステロタイプな二日酔いデブと化した僕は「キモチワルイヨー、ナニカガタエズコミアゲテクルヨー」のままアンの生徒のリハを指導し、15時過ぎ家に帰ったのだ。
寝不足は承知しており、又、久しぶりに夜に何もないので、きもちゃんのとこにWRのDVDを自慢しにでも行こうかと思いながら、昼寝をきめこもうとしたら、みるみる喉がイタくなってきた。

神様、お願いですから僕のこの、ゆとりができたら風邪をひく、という体質を何とかしてください。え?だめ?

今日はもう、くしゃみ鼻水と喉イタの嵐、ティオペペ前に医者に行って薬をもらい、バイト後、アンのガキのリハに付き合い(最近こればっか)、夜ファニーカンパニーへ。半死半生で終了後、お客さんである小島さんにカレーキツネうどんをご馳走になる。骨身にしみる。


他人の身に立って考える、ということは大事だと百も承知なのだけど、もちろんひとりよがりに陥る危険性はあるは、まず大体がその相手の暮らしなりスタンスなりをオボロゲにでも捉えるだけの想像力が俺にはあるのか、さらに、たとえそれがあったとして、それを考慮にいれた思いやりのある発言なり何なりが俺にできるのか?だいたいこんなこと日記に書く俺は歌を忘れたカナリアか?ひ弱な男子高校生か?

否。

しかし、その努力、からまわりでもいいから励みつづけてやろうじゃねーの。いっぱい甘えさせてもらっている。その分くらいは。


かみすぎて鼻が痛い。
(2004.12.01)

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