あぶだび日記

密かに復活したりして
教えている専門学校の授業の回数調整のため、今日もお休み。
思えば二日続けて何も無い休みなんてどのくらいぶりなのだろう。

僕の周りの、忙しくしているミュージシャンや、普通に昼の仕事を持っていて週末ミュージシャンに変身するタフな人々にはなんとも申し訳ない体たらくであるが、その分収入もないのだ。許せ。

5月の忙しさは、どちらかというと平日に集中し、日曜は休み、といった感じであったが、6月は週末にライブなり何なりが固まっていて週頭がぽこっとお休みになっている。

髪切りたい。

先週末のライブでは二日続けて終盤に両手の指がつった。
初めてではないが久しぶりである。5月に全く無かったので、これはひとえにある種の運動不足なのであろう。あと思い当たるのは食生活である。やはり飯はしっかりくわにゃ。

土曜のライブのMCでも言ったが、頑張れサッポロビール。

昨日「大日本人」を観に行く。なんとも不思議な観後感であったが、一日経つと凄く色々なシーンが思い出されてきて一人ほくそえんでしまう。多分笑いにもいろいろな種類があるわけで、1800円払って、見て、直で「ギャハハ」を期待している人は、別に映画を観なくても梅田花月に往けばいいのである。

土曜日のライブに来てくれた学園大のみんな、どうもありがとう。これからもおじさんもっとがんばります。

日曜の花音とWeiβのみんなさま、お疲れさまでした。O和田さんとNeyomiちゃんのアフロは世界標準です。
打ち上げ、楽しかったです。ちょっと思い出しました。
(2007.06.19)

昨年できた新たな親戚のうちの二人が、3月生まれで、かつ同時期であるという事情から、よってたかって19時に起き、軽自動車にうち乗り、もこもこと「ハズカシ」という地名の場所にある運転免許試験場へ免許の更新に向かう。昨晩はファニカンでZane Massey氏のエネルギーにさらされへろへろではあるが、こういうことは「エイッ」とばかりに誰かに引っ張ってもらうのを利用しない手はない。

3人共に「優良運転者」ではないので、全員お決まりのギョーレツをクリアし、二時間の講習をうける。

いつもながらの時間無駄浪費感は否めなかったのであるが、鑑賞するヴィデオに「フクトメさん」や「片山右京」氏が出ていて、少しはその筋の方々の工夫を感じることはできた。

そのまま京都駅まで運んでもらい、数少ない医療従事系古知己であるKとのリハの為に大阪へ向かう。時間に余裕があったのと、「ボク、座りたい」が発動したため、普通電車に乗って座ったら、少し気絶してしまい、起きたら首がずれた。

共通の後輩が結婚するのでそのパーティで演奏することになり、その打ち合わせである。Kはカタギなのでここであえて名は秘すのだが、僕にとっては「レッスンプロ」のような存在であり、とても大切な友人の一人である。

彼はある種、僕と違う視座から同じ音楽を見ていて、一緒に音楽に関わる時、僕のような単細胞左脳系オモんないミュージシャンに適切かつ新鮮な視座を提供してくれる。彼と会っているとき、減らず口で応戦するしか能のない自分が情けないわけなのであるが、今日もまた勉強になった。なかなか恩返しとまではいかないのが、これまた情けない。

そのまま兄がスタジオにあらわれる。滅茶苦茶な展開であるが、時間が合うのが今日しかなかったため、再来週の名古屋での演奏の打ち合わせをするためにわざわざ大阪まで来てくれたのだ。
やる曲のディスカッションをすませ、連れ合いと合流して三人で新梅田食堂街の中華屋で飯を食う。大阪のうまい飯屋の手ごまがなかなか増えない。けど、おいしかったし、
ま、いっか。


さて明日3月12日(月)はROOM335で
馬場孝喜(G)君、斉藤洋平(Ds)君とトリオ!
今ある意味もっともフラットな気分で演奏できるメンバーです。
いろいろな人に観てもらいたいな!
(2007.03.11)

うわ一年ぶり近い!
これはもう「たまに」ではない。「久しぶり記」だ。

とはいいつつ普通のトーンで書かせていただくが、
今週末金曜日3月2日にラグで行う「二人のBirthday Night」
のリハが昨晩あったのですが、


多分、とても良いです。びっくりしました。


やっぱりバンドは楽しいですね。
BEEさんと、そしておこがましくも長谷川の誕生日きっかけで企画されたライブなのだけど、オリジナル曲こそ書けなかったが、エンタテイメントもご無沙汰だったので、いくつか自分でアレンジを施したスタンダードを持っていったら、それがとてもよい感触で、久しぶりに「興奮して寝付けない」経験をしてしまいました。

お楽しみに!
(2007.02.27)

ご無沙汰の日記
まさに「たまに記」の本領発揮である。二ヶ月ぶりのご無沙汰になる。この間俺は何をしていたかというと、基本的に隣の家のタパスという名のワイヤーフォックス・テリアの仔犬とともに時間を過ごしていた。で、その合間に、たまにライブをし、祇園に行き、ゆっきーのレコーディングをし、いくつかのリハーサルの為にスタジオに入り、アンで教鞭をとって、レッスンをした。

これを世間では「典型的なヒモ」と呼ぶらしいのだが(
以下自粛)


久々に更新をする気になったのは、(というとやる気が失せていたようなのだが、そうではない。ただなんとなく疎遠になってしまっていたのだ。すべての男の子にとってこの「なんとなく」は非常に意味深いものであると信じるものである。)なんと俺の母親(60才over)がパソコンを始めたというのだ。月に二度ほどレッスンをしてもらい、ついには俺のPCにメールが来た。俺の母親であるからして、ここから突然飛躍的に腕前が更新し、HPは作るはmixiははじめるは、人のサイトは荒らすは、2ちゃんのヴィッパーになるは、といったサイババ(サイバーおばさんの略)化は、まず絶対にありえないものの、そのうちここを訪れることにもなるだろうから、親孝行の意味も少し加わったのである。

この半年で俺の生活は文字通り劇的に変わったのであるが、
要約すると以下の4点

・ウォシュレット
・追い炊き(風呂)
・自宅でご飯
・犬
(2006.06.17)

雨降り
入籍ついでに新金岡のTSCという楽器屋さんに、預けていたアトリエ・ベースを取りにいく。最近でこそ新しい方のボッサ・ベースばかり使っているが、'93年に購入して長らくそれ一本であっちこちに行った戦友で、もう音がくすんで、僕の知識だけではどうもこうもならなくなっていた楽器を、どうせこのまま部屋の肥やしにするなら、と、かねてより噂を聞いていた「楽器矯正」とでもいうべきことをしてくれるお店に持っていったのだ。えらく音が変わった。早くバンドの中で弾いてみたい。みたい。みたい。

電車の中で町田康の「夫婦茶碗」を読む。
帰りに梅田で焼き鳥を食べ、スローハンドで連れ合いともども轟沈。
(2006.04.15)

古谷君と牧ちゃんと梶原さんと
武庫之荘の「Arrow」で演奏。「Arrow」はその名のとおり、アロージャズ・オーケストラの根拠地で、閑静な住宅街の中にビックバンドも演奏できるこぎれいなハコとして存在していた。

時間があっという間に過ぎた。
自分がセッションのクオリティをおとすことに対しての恐怖があったのだけど、ほんとに楽しかった。

帰り道すがらピアノの牧ちゃんと少し話す。そういや大学時代も帰り道途中まで一緒だったのでよく話をしていたことを思い出す。牧ちゃんはほんとに凄いピアニストになった。俺もがんばらにゃなぁ。
(2006.04.14)

夜桜
昼、アンミュージックスクールの入学式に出席。

ここで教えるようになってから毎回式には出席するのだが、講師は生徒の前で挨拶をせねばならない。これがこんな正確の癖に、毎度毎度緊張するのである。

今回はマイクの前に立って喋っている自分がしきりに「あのー」を連発することが、喋っている最中からツボにはいってしまい、笑うわけにもいかず、生徒達ははきょとんとしてみている。なんとか話をシめて段をおりて戻る際に西野さんに「おまえ何しゃべっとるか全然わからねーぞ」と言われる。

その足で梅田に向かい、俺、連れ合い、ささぽん夫妻でうめだ花月鑑賞。リットン調査団、白眉。

飯を食って京都に戻り、アイアイ開始までの間に新橋の桜を鑑賞する。毎年のことだが、凄い桜と、凄い量の人。
(2006.04.08)

ふかーつ
3ヶ月のご無沙汰である。まさに「たまに記」。

やはり習慣性というものは恐ろしいもので、
引っ越してからというもの「たまに記」を書く時間、というものをどういう具合にとっていいものか、正直判らないまま、つまり新しい部屋でパソコンにむかって文章をひねる、という習慣をみにつけられないまま3ヶ月過ぎてしまった。

それというのも、連れ合いというものができたからなのである。
複数の人間で暮らす、というのが15〜6年ぶりである僕にとって、この3ヶ月、というのはなかなかにやはり、慣れるまでのナーバスな時間だったのであろう。

この「たまに記」は基本的に「さらけ出し」系のものであるので、一人ですべて受け止めている分には、荒らしが来たり、自分にオハズカシイ出来事があったとしても、まあそれなりにこちらに覚悟さえあれば発表する方向でなんとかなって来たのだが、連れ合いというものができると、彼女のプライバシーだけは絶対にマモラネバ的意識が芽生え、また連れ合いとの生活のリズムを作るということがここしばらくの根幹的課題であったため、もし書くとなると「たまに記」でも触れざるを得ないわけで、正直少し過敏んんんんんnになってたのである。

「なんでも3日でこつ掴む」(レギュラー)

3日では無理であった。

あと仕事でも、アンのヴォーカルクラスの子達のアレンジに頭を悩ましていた、ということもあった。自分で軽く花火を打ち上げてしまったオトシマエというものをつけなければならず、以前も書いたが、やらなきゃならない、でもなかなか手がつかない、という仕事があるときに、「たまに記」を書くことはなんか後ろめたいのである。

ここ3ヶ月の主なトピックスとしては…
<1月>
・グレープフルーツムーンの2作目のアルバム完成お披露目ライブ。
・新居でどんちゃん騒ぎ。(鍋など)
・The Blue Filmsの「モダンタイムス」でのライブと「クラブ黒猫。」
・「実験君。」
・アンの生徒のためのレコーディング
<2月>
・「A Slice Of Life」の久しぶりのライブ!清野さん参加。
・The Blue Films@磔々
・「実験君。」
・祇園の仕事の帰りに原付でスピード違反を取られ、短期免停に。講習をうけ、この上なく時間を無駄遣いする。
・ 「実験君。」
<3月>
・グレープフルーツムーンとTBFのライブにかこつけ、溜まった仕事を全部京都に置いてきぼりにして、ピアノの朱君の東京の家に一週間居座る。麻布はとてもいいところ。あと、東京という街の懐の深さを色々思い知らされた。あと人生初「もんじゃ」。留学生サックス吹きアーウィンとベーシストの田中君に朱君と4人で温泉に入った後食いに行ったのだが、なかなかにいけるものだった。朱君、ありがとう!
・BEEさんと合同誕生祝い会的ライブ。「実験君。」久しぶりの大阪。直美ちゃんお帰り!!!
・朱君のグループでCandyとMr.Kerry's二本。
・GFMもウーララあったし二本。
・セット麻雀で恥ずかしいほどにぼろ負け。大人レートに尻尾が股に挟まる。きもちゃんぬが異常に麻雀強くなっててびっくり。
・名古屋で兄・長谷川泉のトリオで演奏。至れり尽くせりのもてなしに感謝感激。久々の「世界のやまちゃん」感動。
・甲南山手で朱君、衣やんと演奏。とても美味しいお酒を飲む。で、飲みすぎた挙句、人生で初めて電車を乗り過ごし、げろ酔いで深夜の南草津に放り出される。
・アンの生徒たちのアンサンブルライブラボ。生徒たちの演奏に感動。
・WBC!プロ野球開幕!
<4月>
そしてこの前の日曜日、大阪ブルーノートでほぼ半年振りとなるゴスペル塾のライブがあった。皆様お疲れ様!

そんなわけでこっち(「たまに記」)はぼちぼち復帰していきますので、またのご贔屓の程、よろしくお願い奉りまする。
(2006.04.06)

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